私がこの業界に就職した理由は『土地』や『建物』が好きだからです。ふと小さいときから今までの思い出を引っ張り出してみたことがあります。初めて犬を飼ったとき、お父さんとキャッチボールをしたこと、親戚一同が集まる新年会や忘年会、いろいろな思い出がありますが、よく考えてみるとその思い出の多くの背景は『家』だと気がつきました。何気なく住んでいた『家』ですが、いつもそこに住んでいる人と共にあるのが『家』なのだと思いました。無言で家族を守り続けていてくれた『家』を私は家族だと思っています。実家の建て替えのとき、壊されていく『家』を見ながら祖母がうっすら涙を浮かべ「長い間ご苦労様でした」とつぶやいているのを見ました。それを見たとき、やっぱり『家』は家族なのだと実感しました。お客様の新しい家族である『家』の生まれるその感動を、私たちにも分けて頂けたら嬉しいです。皆様と『家』のためにお役に立てるよう頑張ります。